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小西六写真工業 長谷川町子 コニグラフ

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商品番号

nitem-00HGJTWN (0100462662-0100001)

販売価格

商品情報

小西六写真工業 長谷川町子

商品状態

B

大きさ(梱包サイズ)

250mm x 180mm x 50mm / 80g

商品状態:表紙回りイタミ (折れ・しみ) 、本文しみ

商品説明

【商品番号】6251
【商品名】コニグラフ/月夜の迷子
【製作者】長谷川町子
【メーカー】小西六写真工業
【サイズ】A5
【ページ数】8P
【状態】並
【状態詳細】表紙回りイタミ (折れ・しみ) 、本文しみ
【最低落札価格】18,000円

【コメント】コニグラフ童話シリーズ「月夜の迷子」 (作並画・長谷川町子) K136、幻灯機用カラーフィルム24コマと台本
ご存知の方も多いかと思いますが、コニグラフというのは小西六写真工業株式会社(現在のコニカミノルタ)より発売されていたコニカラーシステムの幻灯機用フィルムのことで、知らない方も小学校での”視聴覚教材”と聞けば思い出すのではないでしょうか。主に使用されていたのがやはり学校だったわけでそのフィルムも道徳であったり地理であったり体育や保健などが多く、物語では童話作品を描いたモノがほとんど。
そして今回の『月夜の迷子』。童話ではなくオリジナルのストーリーで展開する本作は、舟の船頭をする熊が迷子の子どもを見つけて親のところへ返すために動き出すのだがその子どもが何の動物の子かがわからず様々な動物の元へ行って探し出す、というもの。夜が舞台でたくさんの動物たちがところ狭しと登場する光景は色鮮やかであって非常にノスタルジックな印象を受けます。さらに紙芝居的であって吹きだしがあることで漫画的でもあるこの作品ですが、それに加えてアニメーションにも近い躍動感さえあります。
そしてこの見事な作品の作並画というのが長谷川町子。コニグラフでオリジナル作品を発表していました。コニグラフへの漫画家の参加者が如何ほどかが明確ではないためはっきりとは言えませんが童話などをフィルム化した作家に加藤芳郎がいますが、オリジナルの作品を刊行したのは長谷川町子以外にいたのでしょうか。町子はこの作品の台本裏に「サザエさんの日曜日」「サザエさんのしくじり日記」の刊行物の確認もできるので少なくとも3作品は参加していることになります。また、サザエさんシリーズが刊行案内されているということから推測していくと、発行日の記載がない個体ではありますが少なくとも昭和21年以降での刊行物であることがわかります。特定はできませんが絵柄を見るにそこまで初期のタッチではないように見受けられます。オリジナルの作品が一体何作品あるのか今後も調査を続けていきますが、少なくともこの『月夜の迷子』はこれでしか見ることはできません。カラーで彩られた動物たちは見事に色褪せずフィルムに収められています。
学校教材のフィルムに紛れて存在していた町子作品、見逃していた方も多いはずです。今回は幻灯機をより楽しめるための台本も付いたセットになります。そもそも町子のフルカラーを楽しめるというのはフィルムであってもとても贅沢な出来事ではないでしょうか。さらに普段あまり見ることのない動物たちがメイン話なのでまた違った町子の世界を楽しむことも出来ますよ。
台本の綴じ部とページにシミがありますがその他で目立ったイタミはありません。フィルムに関しては色落ちや剥がれなどはなく並~"並上を保っている状態と言えるでしょう。

商品状態の詳細につきましては、発送店舗にお問合せ下さい。

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